ゲイの自分とストーカー

最近よくこの人のブログを読んでいる

自分の思考をちゃんと言葉にできるって本当に素晴らしい

かつ論理的に考えているのは見習いたい。

 

yashio.hatenablog.com

 

そして、同じセクシャル(?)で

言葉に落とし込んでくれただけで

自分のこの何十年とわからなかったもやもやを可視化してくれることで

すごい救われた気がした。

自分が同性愛になった理由も、なんとなくではあるが

体系的にとらえることができ、引用されていた本を読んでみようと思った。

 

自分は先天性の同性愛者だ。

幼いときは、なよなよしく女の子っぽい感じで

男の子とは全くなれなかった。その代わりよく女の子とおままごとや

一緒のグループに混ざって遊んでた記憶が鮮明にある。

たぶん絶対自分が同性愛者だということはその時から

分かっていると思う。

小学生の時にも男の子の集団に入って何かをした記憶もない。

まわりも自分が同性愛者だと思っているくらいには

本当にわかりやすい何かがあるんだと思う。

 

同性が同性を好きになるきっかけは

すぐそこにあるんだと思う。ここでいう好きは、性的に

えっちなことをする意味で。

前にあった人で、中学のとき校舎のうらで

ちんちんをしゃぶりあうのが普通で

それがおかしなことだとは思わなかったらしい。

 

ちょうど2年前に出会い系アプリで知り合った

男の子もきっかけは男もいけるかもという理由で

発展場にいったのがきっかけだったらしい。

その人は、女の子とも付き合ったことがあるので

いわゆるバイセクシャルなのかな?

会社で思うようにうまくいかないことが続き

退職することになりこのまま自殺を考えていたことがあった。

まあ、最後にだれか抱いて死のうかなとアプリ片手にであったのが

その人だった。その人とあったときは、仮名で何歳で何の仕事をしているのか

全く教えてくれなかった。まあ、でもそんなのアプリで出会ったんだから

本当のことなんて最初にいうわけないし、当然だと思った。

 

自分は先天性の同性愛といったが

男の子が恋愛感情を含めて好きとなった気持ちがないに等しい。

たぶん性的対象としては男だが、恋愛対象まではいかないが

女の子といても楽しいなという気持ちはある。

 

ただ、その出会った男の子がめちゃくちゃイケメンで

死にたくて自尊感情がごみみたいになっていた自分にとっては

天使のように思えた。もうあってくれないだろうな、てか死ぬから会えないか

と思っていたので適当に話をしてやって終わり。

またあってくれたら嬉しい程度のメッセージ。

そこから意外だったのが、なんだかんだで結構頻繁に会ってくれたことだった。

どうやらその人は、ゲイの人とはアプリでやりとりすることはあるが

やるのが目的で飯や遊びまでいったのは初めてだったらしい。

それを聞いた時、なぜかちょっと嬉しいかつ、一緒に歩いているところを

誰かに見られたくないらしく結構本気でやだなーと言われたことが今でも気に障っている。ただ、会うと本当に気があって毎日が楽しかった。世の中にはこんな人がいるのか

くらいの、それまで生きていたことが正解だったかのような気持ちにさせられた。

 

ただそれも半年くらいで終わった。

急に連絡がとれなくなったのた。

まあ、こういう終わり方だろうなと思ってはいたが

ほぼ毎週あっていたのにも関わらず急に連絡がとれなくなってしまうのは

本当に胸が苦しめられた。カミングアウト済みの先輩にも事情を聞いてもらったが

今思えばめっちゃ迷惑な話だったろうな。

以前、アプリでこの人に会ったことがあるという人に

「この人から連絡きませんでした」とメッセージを送って

何故か知らんけど、その相手から元気だと言う生存報告をされた。

アプリも速攻削除してしばらく開くことができなかった。

 

心に穴が開くとはこういうことなのかと思った。

つねにひりひりしている状態でなにも手がつかない。

そのまま1年が経過していたが、一向に忘れる気配がない。

もう1年経ったしということでアプリ再開。

もちろんあいつはいない。

ある時ふとそいつがここの発展場掲示板みたことある?と言っていたのを

思い出した。そいつの身長体重年齢と検索して○○にいる。えろしたい。

と書き込みがあった。なんだかそいつっぽい口調の文章。

アプリを開いた際の位置情報の場所が一致していたのを境に

まさかなと思ってしばらく後をつけていた。

どうやら住みはこの辺りで何時頃にここに書き込みをしていて

アプリはいつログインしているかも検討がついた。

だいたい会っていた時間に書き込みしているなと。やっぱりこいつに違いない。

今年2月めちゃくちゃ雪が降る中、書き込みがあった。

なりすましでよかったら会いませんか。自分も近くいました。とそいつにメッセージを送った。店からでてきたらまさかのそいつで、声をかけた。

あんな驚く顔するんだと思った。思わず泣いてしまった。

こんな再開もなんだかなと思ったが。おれが泣いている時そいつは目を一切あわせてくれなかった。まあそうだよな。アラサーの男が店の駐車場でめそめそしているのなんて側からみたらみっともない。泣き止んだところで目を合わせて歩こうかと一声。

 

なんで会ってくれなかったのか聞いたら

「おれ彼女ができたら、お前のこと好きになったらもう会えないし。

彼女できてお前にあうって女友達と遊んでるみたいになりそうで怖い。

だからもう会えない。あとメッセージが重かった。」とのこと。

比重は絶対最後やろと思ったけど、だったら急に連絡先とれなくなるようなこと

しないで欲しかった。そういう理由で終わって欲しかった。

 

なんか決まりが悪そうでタクシーに急に乗せられ終わった。

そこからストーカーっぽい行為が始まってしまった。

本当に探偵でも雇ってそいつの名前や職業を割ってやろうかと思ったりも本気で考えた。おれが本当にいろいろ考えているときにその掲示板で東京のほうとかも検索するとどうやら某発展場ホテルに泊まっていたり、俺と会っている時も普通に

その掲示板に書き込みしているのを見て腹が立ってきた。

 

もう仲良くする気もなにもないと分かっていながら

この気持ちをどう消去していったらいいのかまっっっっっっったくわからず

最後にあって3年くらいが経過する。いまでもその掲示板を除いて

そいつのことを気にしてみてしまう。

 

どうこの気持ちと落とし前をつけていいのか

わからず日々生活している。

 

ゲイの自分と会社

ゲイであることを最近言うようにしてる。

学生の頃バイト先で彼女がいる体でいろいろ言っていたが

別に適当に言ってたし、それはそれで切り抜けられた。

 

新卒で入ったとき、地元に彼女がいる設定で過ごしていたが

嘘を突き通すのが本当にきつかった。

そもそもそのくらいの年齢で彼女がいたら、もう結婚するのがオチで

するとしたら30あたりだろうと思う。

「で、(結婚は)どうなの?」とどんな職場でも思われるだろう

 

28歳になった考える

アラサーとして生きていたら

人生の残りのイベントが、「結婚」「出産」で

大人としての役割を終えるだと思ってる。

自分はそれができない。

 

27歳のときに転職をした。

入社3日目に一緒に昼飯を食べに行ったとき

おれとたいして変わらないくらいの先輩から

「◯◯くんは彼女いるの〜?」と言われたので

ああ、もうこのスパンで聞いてくるってことは

たぶんこれから先もなにか定期的なことで聞いてくるんだろうなと思い

「いや、女の子と付き合ったことないです」と答えた。

「あ、そうなんだ」とこいつは童貞かそれともこっちなのか

受け取った側に判断はお任せした。

 

その頃の自分はまだ試用期間かつ派遣みたいな位置付けだったので

なにか煙たがれることがあったらすぐやめればいいやと考えた。

内心、どうでもいいや別自分の人生終わるしと、諦め

(この場合は逃げ?)に近い感情を持っていたので言えたことだ。

 

その後特に何かきいてくることもなかったのでほっとしている。

 

アラサーのゲイたちがどうやって切り抜けているのかが気になる。

Twitterを凍結させられた話

10年くらい続けていたTwitterがいきなり凍結された。

フォロワーと一緒にへらへらとやりとりしている中で

引用ツイートで「◯ね」という言葉が入ったリプを送ってしまい

どうやらそれが違反理由となったらしい。

 

自分のなかのストレス発散で、「仕事だりー」とか、「今日の飯何食おう」とか言葉にするのもあれな、でも消すにはもったいないようなネガティブな内容が主だった。

 

まあ、使えなくなったからといって

死ぬ訳じゃないし、またアカウント作り直せばいいかなと思ったが

なんだかそういう感じにもならず。

お前はこの先、ここにいるなと疎外されている気分になってしまった。

 

よくよく考えてみると

自分が気に入ったり、何か楽しかったものが

急に取り上げられたり、禁止されることが多い人生だなーとふと思った。

 

まさか10年も続いたTwitterという楽しみを奪われて

本当に、本当に人生どうでもいいなと思った。

たぶんこの先も自分が楽しんだ先に待ち受けるのは

きっと何の前触れもなく訪れる無なんだろうな。